てんはち雑記

400と75から1800になり2000

100年に一度の変革期ね〜

こんにちは

車業界の話ってなるとやたらと100年に一度の変革期って言われますけど、個人的にそうかな?って思ってます。

要はメディアの言う変革ってのは主に電動化と自動化に主眼を置くものですが、そんなに革新的かというとそうでもないんじゃないかなーと感じています。

自動車の歴史の中で革新的だと感じることはいくつもありますが、それが今回のも含まれるのかというと、どうでしょう。もっとこう一気呵成に変化していくならそらあ革新的だと思いますが。

なんというか発明と呼ばれるレベルのものに対して革新とか変革とか感じるように僕はなっていて、そう考えると電動化とか自動化はその領域とは違うかなと。

電動化と言っても、既存のモーターっていう機構をどうこうしてるぐらいで、なんとも革新的に感じないなーって。例えば空気入れたゴムを車輪にくっつければ転がる上に静かやんけっていう発明があり、こぞって追随するような状況は革新的でありそれは変革期でしょうが、現状の電動化とか自動化はそれほどなのかと言われるとそうでもないような。
タイヤにカーボンを入れたらめっちゃライフ伸びるじゃんっていう発明もまたそんな感じ。だからいつまでたってもタイヤは黒いままですが。

既存の技術の延長線上にあり多少脇道の方に枝分かれした結果が現在の変革期と捉えていますが、元々の道の方もそっちはそっちで進化というのはやっていってるわけで、脇道に逸れたからといって思ったより進化のスピードは早くなかったために僕は違和感を覚えるのかなと。

電動化のメリットは当然あるわけですが、デメリットというのもあるわけで、別に研究が止まってるわけではない内燃機関の方とそこまでの優劣がはっきりしないため変革ねぇ…と思うんです。

現在進行してる変革は環境ってのが第一にありますが、内燃機関と電動モーターとどちらかが行き着くところまでいった場合はまだ進化する余地がある方に傾くんだろうなと思います。ですから僕はそこまで100年に一度の変革期ってやつを悲観的に捉えておらず、内燃機関にもまだ未来はあるんじゃないのかなとそう思っています。

僕は電動モーターよりも内燃機関に魅力を感じているのでこういうことを言うわけですが、それって自動車黎明期に馬車のほうがいいって言ってた人(がいたのかどうかは分かりませんが)みたいな立場になってしまっているんですかね。そうだとしたら嫌な事ですけど。

当時はポンコツだった自動車もなんやかんやあり馬車を完全に淘汰したわけで、今後一気にモーターは内燃機関を突き放すとしたら…まーなんとも悲しい話ですがね。
それでも、と思える時代に生きれたら良いですけど。


そのうちまた書くかも。
おわり