車買ったときの目標としてステアリング、車高調、フルバケがあり、その最終章にたどり着きました。
つよそう
ということでBRIDEのZETAⅣです。
ZETAⅢはなんか緩くて、RECAROのRS-Gにしよっかなーと思ったんだけどZETAⅣ出て試しに座りに行ったらいい感じに細身になってたのでこれにした。
VIOSⅢがロードスターには入る入るってずっと言われてたでしょう、でも去年廃盤になったのでね。ZETAⅣ気にしてなかったけどサイズよく見たらショルダー幅がVIOSⅢと変わらないということに気づいたので。人柱になるか的な。NB8CでZETAⅣは初なのでは…結論から言うと干渉はほぼ無く付く。
ZIEGⅣは微妙に緩いような、姿勢があんま好みでなかった。
RS-Gでも良かったけど値段安くなることはない…というかまあ仕入れ値がどこも変わらんのだろうな…ブランド力の保持といったところか
RS-Gはセンターが出ないというか出しにくい?というのもありセンター出るって謳うBRIDEにした。でもRS-Gの腰とケツのホールドはよい。
あこれ写真逆だ、シートレールです。
LFタイプっていうローマックス用のシートレールらしい。
シートとる
とれた
ワッペンの下には穴がある
取ったとこ、きたねえ。何年分かはわからないが…純正シートから落ちたスポンジもある、あとキャップとかなんとかいろいろ
きったないので掃除機で吸うなどした。
純正シートの裏。シートレール部分見ると意外とスライド調整が細かい。実際細かいとは思ってたけど。
これはベースとなるシートレールにサイドアダプター、まあL字アングルの立派なやつを付けている。がこれは…
BRIDEの取説ではサイドアダプターを前後で仮止めしたのちサイドアダプターの幅を395mmにし、ポジション、つまり左右の位置を決めて本締めしてからシートを乗っけて固定と書いてあったのでそのようにした。ボルト締め込んでいくとサイドアダプターがズレたりするので難しい。割りかしシビアにいけというインターネットの先人の意見もあったので割とシビアにいった。でも…
はい載った、これ見る限り問題ないと思うでしょう。実際内装との干渉はほぼなく、実用域ではないシート位置、つまり前過ぎるとか後ろすぎると右のショルダー部が当たったり左のシート前端がセンターコンソールに当たったりはあるけども使わないからねそんなとこ…
問題なのはスライドの渋さで、シートに乗り込めばスライドはできるものの車外からシートを動かすと言うのがほぼできないくらい固い。乗り込めば確かにできるんだけど…
あとこれ、わかりにくいけど純正のシートベルトキャッチを素直にサイドアダプターに移植するとシートベルトキャッチが下過ぎ、かつNBの場合シートベルトキャッチのステーが真っ直ぐなので垂直に生えてるサイドアダプターに取り付けるとサイドアダプターに対して平行なシートのシェルとのクリアランスが限りなくゼロに近づき、キャッチはついてるけどシートベルト差し込めないという。
こういうラインになってしまうのでシートの生地の部分がかわせずにシートベルトつけられないというね。
で、いつもの俺であれば、それではステーを作りますという流れになるのだが、S字ステーってあるようで無くて、そもそもシートベルトアンカーボルトというキャッチ付けてる奴のサイズがM12とか割とでかく、モノタロウとか真面目に探せばありそうだけどシートベルトという安全に関わるパーツの素性もあるのでBRIDEが出してるS字ステーとシートベルトアンカーボルトを追加で買って取り付けることにした。
平板を曲げて作るというのもできなくはないけど、人力で曲げられてしまう素材から出来たステーに文字通り命賭けられないのでやめた。
これステー
8cmほどの延長と、オフセットができる。オフセット量測るの忘れた。3cmとかだと思う。
曲げてる部分の膨らみを見るとベンダーを使ってるのではないかな。溶接跡ないし。
まあ15mmほどの穴を4mmぐらいある鉄板に開けられて、かつ溶接機ある人なら要らないかもしれない。
ベンダーはご家庭にありますか?俺はない。
1650円だったかな、ステーとしては高い方かもしれないが労力を考えると安い気もする。
これアンカーボルト。600円そこら。
このぐらいオフセットされる。かつ長さも稼げる。サイドアダプターの所にカラーを噛ませてオフセットするのもまあアリだとは思う。ただその場合シートレール付属のシートベルトアンカーボルトのものより長い低頭になってるボルトを買わないといけない。かなり薄い頭になっているが、シートとか内装との干渉を考えると必要だろうとは思う。NBの場合ではここまで薄くなくてもいいとは思うけど。
程よい高さになった。これでも微妙にシートに当たるところはあるけどプロテクター巻いたので問題ない。
スライドが固い問題に戻る。
シートを載せたときにサイドアダプターとシェルとの間に隙間ができてるのが気になっていた。
こういう
でも取説には395mmって書いてあるしな…って思って付けた。サイドアダプターは多少曲がる。イメージとしてはキャンバー付けたような形に両側のサイドアダプターが曲がる。
調整するにあたりBRIDEに電話して、取説通りの395mmにこだわるべきなのか、現物合わせで行くのがいいのか聞いて見たところ現物を優先してくださいとのことだった。
まあ製造公差ということですね。
スライドが渋い要因として聞いたこと。サイドアダプターがキャンバー付いたようなハの字になってる(これはまず覚えがある)、シートレールと車体の取り付けにズレがある。
シートレールと車体のズレっていうのはシートレールを設計するにあたり使用された車と自分の車とのズレということになるだろうか。
ボディは歪むものだし、事故歴とかでもズレるはず。BRIDEの参考となっている車は多分事故歴とかないだろうが…
そもそも新車段階でも個体差は1mmとかある…と思う。走行距離とか足回りとか乗り方とかいろいろ影響はありそう。なおかつロードスターという車の場合ルーフがないので、普通の車に比べてボディ剛性は劣るはず…ズレも出やすいのではなかろうかというのが俺の想像。
シートレール固定の箇所はそもそもカーペットってか内張りがあるのでその上に載せることも考えるとそのヘタリ具合もあるかも…要は原因に心当たりが多すぎる。
サイドアダプターの曲がる状態について
サイドアダプターをシートレールに仮止め(ゆるゆるに)しておき、まずサイドアダプターとシートを固定する。この状態ではサイドアダプターはシートレールに固定されていないためシートに無理なく固定されるのでサイドアダプターはシートレールの上にただ載っかっているのと変わらない。つまり395mmという幅に対してそれよりも狭いシートを固定したことによりサイドアダプターがシートに近づいて固定されるハの字の状態ではない。
ハの字の状態は両側のシートスライド機構に対してテンションがかかることになるので回避したい。した。
で、サイドアダプターがほぼシートレールと垂直の状態になっているところでサイドアダプターの位置を自分の場合目一杯ドア側に寄せる。このときも両側サイドアダプターはシートと一緒にすんなり動くのでテンションはかかってない。
サイドアダプターが狙ってる位置になったところでサイドアダプターとシートレールを固定。するとサイドアダプターはほぼ垂直、シートレールに負荷を掛けない状態でシートとサイドアダプターに隙間があるという問題もクリアできた。
厳密に言うとシートのシェルについてる固定用の穴は完全に水平ではないしシェルの横側も完全に垂直ではないのでサイドアダプターとシートをビッタリ垂直に持っていくのはかなり難しいというかほぼ無理に近いが395mmという取説の数値にこだわるよりは遥かに自然な形。またLFタイプのシートレールの場合、車体と固定されていないサイドアダプターとシートと一緒に動く部分が左右で連結されていないこともあり多少横方向にガタがある。シートレールのメンバーにシートも含まれていると言ったらいいのかな、シートが乗って初めて左右のサイドアダプターが繋がりガタのない状態になるので395mmと言ってもシートをつけなければ幅が変わってる可能性もある。
シートとサイドアダプターを先に固定する方法はそれを回避できるので強い。
作業中は頻繁にシートに座ってスライドが渋くなってないか検証していたけど、それで合ってたと思う。
取説にサイドアダプター取り付けボルトとか均等なトルクで締めましょうとあり、シートレールと車体の固定ボルトを締めると何故かスライドが渋くなるという現象が起きたのでそこはトルクレンチを使って4本とも締めて見たところ多少改善された。車体に取り付ける前ほど軽くはないが、まあ車外からでも両手で動かせるくらいの。乗り込んだときも調整前よりかなり軽くなった。
なんとなくだけど全ての固定ボルトをトルク管理すればかなり良くなるかもしれない。DIYで取り付けしてスライドが渋いというのを見かけたけども、トルク管理とかの面もあるのかな。
汚かったので純正のシートレール固定ボルト買った。BRIDEのシートレールには付属しないのよね…
やったぜ。
ボロいフルバケってみんなドア側ベルトホールの上穴空いてるしシートベルト擦れるとこにプロテクター巻いた。
フルバケブチ込んだことによりドア側にスペース出来たので、サイドポケットつけたくなる気持ち。腰の後ろあたりにもスペースあるのでまあ何かしらに有効活用を…
フルバケの感想もそのうち
おわり