こんにちは
ロードスターのトランクに雨漏りが発生したのでその修理しました。
ここの真下に水がたまるという現象です。最初は洗車してトランクについた水滴が中に落ちたのかな?って思ってたんですけど雨上がりとかも濡れててこれはとなったので。
穴の周りから伝ってきてるのかと考えてましたがハイマウントの真下で、ハイマウントを留めてるクリップがさっきの穴の真上にあるわけです。洗車後とか雨のときにクリップ触ると濡れてたので決定。
何はなくとも内装を剥がします。ハイマウントストップランプのコネクタはハイマウント外すので取ります。
さっきのクリップが4箇所で留まってます。穴のとこの真上にあります。プッシュリベットみたいな構造でないのでラジペンで握るとか細めのソケット差すとかすれば抜けます。すぼめればっていうことです。
端っこから行って内装剥がしとかつっこめば取れます。
とれます。
裏はこんな。
ハイマウントのついてるボディには当然穴があいてるわけで、クリップが4箇所とコネクタにつながる配線で計5箇所。ハイマウント自体は防水の機能を持たないのでクリップの周りのスポンジみたいなやつとコネクタのとこのスポンジが防水してるということになります。古い方のスポンジはパキッと割れるぐらいには硬化してます。
プッシュリベットに見えるんですけどハイマウントにスライドして固定するもんなので押して固定するもんではないです。
ハイマウントの周りにぐるっと防水の機能が無いということはボディ側はこういうことになっているわけです。泥っていうか砂っていうか。
汚いので周りを養生するべきです。
色々頑張った結果です。
前オーナーもおそらく固形ワックス派なのでその残りみたいなのがあります。拭いても取れないやつは磨くと周りのクリアが先にやられそうだったのでスクレーパーでこそいだりしました。傷は傷であるので、まあ適度に終わらせればいいと思います。
クリップと配線周りのプロテクターは新品に交換して、周りにシーラー塗っといたほうがいいかもって言われてたので軽く塗って組みます。
押し込むだけでつきます。
ハイマウントの外周部にOリングがあれば交換も楽だし防水も強いのでは?と思うんですがコストの問題だったのかな。ハイマウントのクリップを触ってみて濡れてればここの交換するのがいいと思います。
ちなみにクリップとプロテクターで2000円ほどです。ゴム板切ってスポンジと置き換えても、それなりに効果はありそうですけど…
なんか時間があったのでプジョー106の作業見に行きました。
これはなんかドラシャらへんからエンジンオイルっぽいものがとんでもないペースで漏れてるところです。ただこれは今回の目標でないので無視します。
ブレーキパッドの交換をしました。フロントは意外と普通の構造をしてました。でもキャリパーを固定してるのが7mmの六角なので、そこはまあまあ頭おかしいなと思いました。とにかく奇数のミリ工具がいっぱい必要になりますね、この車。リアは締め込んでピストンを戻すサイド付きのキャリパーだということぐらいでまあスプリングというか細かい金具があることぐらいですか。
思ったよりスムーズだなってことでクイックシフト取り付けもしました。車内からインパクトレンチの回転音を聞くのは珍しいですね。シフトのリンケージっていうかつなぎ目のとこの高さ調整は遮熱板にラキストを載せてその上にリンケージ載せて位置決めるとシフト操作で遮熱板擦らず良い感じです。何を言ってるかわかりませんが中華クイックシフトを取り付ける人はなんとなくわかるはずです。
この時点でパワーウインドウのカプラーが残ってて、もうセンターコンソール要らなくね?とかオーナーが言い出したのでちょっと考えました。
カーペットの下に断熱材だか防音材みたいなのがいて、そこに配線ぶっこみつつスイッチもつっこめばいいのでは?ってことでやったら出来ました。ちゃんと窓動かせます。これは左右の区別がつき、かつ左右同時操作も可能とするすごい位置です。
そのうちフロントパイプとかの熱で壊れて窓が全開から動かせなくなるとかありそうだなーと思いました。
ここまでしてもまだスムーズだったのでステアリングコラムカバーを頑張って取り付けました。サービスマニュアルみたいなのはそこらに転がしっぱなしで一切見てません。
※追記
ドラシャらへんからダダ漏れというのがありましたが原因が判明しました。
左の濃いのがエンジンオイルで、まあこれは通常運転なのでほっとくとして左のバカでかい染みが今回のです。
この漏れの写真ってブレーキパッド交換の最中に撮ったんですけども、ピストン戻してるときに一切フルードの量を確認してなかったんですよね。おまけにブレーキパッドがどれも残量1mmとか摩材が剥がれるぐらいまで使い込まれてたのでやたらめったらピストン戻したおかげてブレーキフルードがバシャバシャ漏れてたみたいです。
この車は助手席側のドラシャの上のあたりにリザーブタンクがあります。
作業開始前に「ピストン戻してる最中ブレーキフルード溢れたりしてな〜」「溢れたらどうする?」「適当なホース突っ込んで口で吸え!」「「ワハハハハ」」とか言ってたんですけど現実になりました。フラグ立てたのはオーナーの方です。
なんでブレーキフルードって分からなかったかというとリザーブタンクがエンジンルームにあり、オイル漏れの影響で下回りまでグチャグチャなので汚れを吸収して溢れたやつが茶色くなってたからです。
んでまあ染みの原因は分かったんですけど作業前にタイヤ外してブレーキホースとキャリパーのつなぎ目あたりなんか漏れてね?って聞かれた件については今回の事例とは多分関係ないので謎は深まるばかりですね。もうこの車に関しては問題ないと思えばマイナートラブルなど見なかったことにして切り捨てないとやってられないです。
おわり