てんはち雑記

400と75から1800になり2000

雑な16

こんにちは

オリンピックは閉会式やってますね。
近代五種の馬で何やらあったらしく…まあ見てないんですけど。
馬が言うこと聞かないみたいなのを見て、なんとなくクルマに通じる部分もあるのかなと思いました。ちなみにお馬さんは誰でも乗れるレベルに仕上がってたそうなので、ヒューマンエラーなのかなと思います。


速さを主眼に置くドライビングの解説とか説明ってドライバーを起点とするタイプと車を起点とするタイプに分けられると思います。僕は車メイン派です。どういうことかというと、人の操作で車の動きをコントロールするか、車に合わせた操作を人がしていくかという違いですね。

僕の考え方の話をします。
例えば普段20kphで曲がる交差点を150kphで曲がれと言われても、それは無理だってなるでしょう。そりゃそうだと思います。つまりドライバーの上手い下手とかの問題でなく物理的に、車の構造やら何やらの条件で実現不可能な車の動きがあるわけですね。
タイヤなり車重なりから規定される、その車の限界の動きというものが確実に存在するわけです。
これらから限界の動きにするためのものがドライビングだと考えます。

人が操るから速く走れるのでなく、そうとしか走りようがない限界に従って動かすから限界未満のものより速いというか。限界域とかいう帯の話じゃなくて、一直線の限界があるという考え方をするのでこういうことを言っています。

上手いドライビングが技術として、どんな車にも当てはまる普遍的なものがあるのではなく、車の限界と構造から割り出される必然的なものが一直線の限界に対する一番速いドライビングなのかなと考えてます。

車をゆっくり動かすとか、0.4Gで乗る運転をするとかっていうドライビングに関するのをいくつか見まして、でも結局は個々の車には限界があって最終的にはそうせざるを得ないような超えられない壁が現れるはずなんだよなーと思いました。

まあそうは言っても現実として、一直線の限界で走るということは一歩踏み越えれば刺さるなりするところに居る訳ですから、本当の限界で走るためにはその先の刺さるゾーンも知る必要がありますね。無限に金があるならともかく、限界はどこだってやっていって75kphでは曲がれるけど76kphでは曲がれなかったから75kphが限界だ、車は一台潰したけどまた同じの組めばいいやってのは無理がありますから、限界に対するセンサーの感度の高さは現実世界では必要な能力なのかなと。

それからドライビングについての色々な記事とか、目を引かれたのは0.4Gで走らせるってやつですけども、なんというか0.4Gで車を運転できるようになると何が出来るようになるのかが不明瞭なものが多いな〜って。
こういうことができるようになるために0.4Gで車を運転できるようになりましょうということならわかりますけど、そうでないならただチンタラ運転してる奴になるじゃないですか。
前後左右のGつまり加速度を抑えるのにいちばん簡単な方法はクソチンタラ走ることですね。ブレーキを踏む必要がない速度で走り、ゆっくりゆっくり曲がっていけばそりゃGの数値は抑えられますね。

でも速くなるとか上手くなるのを目指しているのにサンデードライバーみたいな運転をしていれば課題達成って、そういうことじゃないわけでしょ、であれば課題のGの数値をクリアすることの意味をまず教えてほしいというか…

チンタラ走るのはどの車でもできますから、普遍的なドライビング技術がさも存在するかのように言われるのかなと…そう思っちゃうんですけど。無闇矢鱈にGがかかる運転ってのは不快なので同乗者がいるならやめといたほうが良いとは思いますけどね。

絶対に正しいドライビング技術が存在していれば、それを目標にしていけばいいですが、乗る車が違う以上は車に合わせた運転をせざるを得ないのかなと言うのが現段階での僕の考えです。


おわり