こんにちは
ラフィックスGTCの動きというか、ロックがまた渋くなってきたのでメンテです。
潤滑剤みたいなのあんまりストックが無かったなぁと思ったので用意しました。
ワコーズのメンテルーブとラベンのペネルーブです。ラフィックスにはメンテルーブを使いますが、ラスペネ的な緩める系もそういえばなかったなーと思ってたので買っときました。ちなみにずっとレイブンだと思っていました。
既にご存知だとは思いますが、ざっくり潤滑剤というと二通りあり、ラスペネとか556とか緩める系とメンテルーブとかのある程度の期間潤滑する系があります。
まあエアゾールタイプのものはグリスほど持たないかなという印象はありますが。
ラフィックスの場合ですと、ある程度の期間は潤滑してほしいというのがあるので、メンテルーブなどが向くかなと思います。たまにいる556に絶大な信頼をおいている人、向き不向きというのはあるので…。556はあまり持つ印象はないですね。
ラベンとアスカってなんか似てない?と常々思ってたんですが、神戸合成グループだったんですね。知りませんでした。ヤマルーブのエアゾール系の製造元だったと思うので、信頼の置けるブランドだとは思います。
で、ラフィックスの方ですね。
ここにボールがはまるわけですが、見てわかる通り窪みの手前でボールが接触する部分があり、削れてますね。もともと多少削ってあるのかもですが。
左右で削れ方が違うんですよね。これもちょっと気になるかな…
左右2個のボールに綿棒で塗布してとあるので、そのようにしました。だいぶロックはスムーズになりました。あとはこれがどこまで持続するかともうちょい滑らかになるかですね。乗り出しでなぜかキコキコ言うのも収まればいいけど。
ベアリング用の鋼球を使っているのかわかりませんが、ベアリングと違ってグリスとかで纏われているといったことがない、というか構造的にできないのがGTCの弱みなのかなと思います。故に定期的な給油というかメンテナンスが必要になるわけですね。
給油する前に古い油は拭き取ったんですが、黒くなってるのはまあいいんですよ。作動油みたいなもんだし。切り粉みたいなのがちらほら見えるのがなんともね。ボールとの接触部分からなんでしょうがそこらへんも渋さに影響しそう。ボールが接触して擦れている以上、寿命というのは確実に存在するよなーと思ってます。まあボールなり交換すればいいんでしょうけど。
めんどくささ含めて許容できないとGTC使うのは勧められないですね。というかあんまり気にしてなくて、確実にロックできてない状態で使ってる人もいそうだけど…。
おわり