どうも、予定が空いていても梅雨ではバに乗れません。難しいですね。
ブレーキ考察(沼)なんですが前々からTwitterで繰り広げてるんですけど現時点での総括というかそんなものをします。
世の中の大抵のことは底なしの沼です、バイクというカテゴリーも沼なのですが沼の中にも別の沼が存在します。ブレーキ沼もかなり恐ろしいです、ハマったら最後です。
ほんで今回の教材はZXRです。ワイヤーのドラムブレーキにどうしても興味が持てないからです。
現状のZXRのブレーキは
こんなかんじでブレンボの安いやつとラジアルマスターの中では安いNISSINのマスターですね。しかし汚い、皆さんはこうなってはいけません。
キャリパー
ブレンボはZXRが初めてなんですがブレンボのピストンはあれはアルマイトかなんかですかね、なんとなくアルミではないかと思っています。ていうかチタンの対向4potピストンで40mmキャスティングのあの値段ではちょっと無理があるのではと考えています、ググったらレーシング系のダストシールないやつとか高そうなのはチタンのようです。
まあ要するにブレンボはなかなかいいものだということが言いたいわけですが理由としてはそのピストンの材質にあるとわたしは思っており錆に強いんですよね、このピストン。TOKICOやNISSINのキャリパーには銀色のメッキ処理がなされておりキャブ世代のあそこら辺のキャリパーを開けたことある人は分かると思いますが腐食があるピストン多いんですなこれが。考えてみればキャリパーはブレーキダストと雨とかなんとかメッキに対して結構シビアじゃねという条件の位置についてます。なのでアルマイトっぽいブレンボの方が腐食に対して強いのではないかと思うわけ。ZXRは引き取ってきたときフォークオイルダダ洩れでしたが不思議なことにピストンは無事でした。ただ社外品のブレンボの方が使用年数としては短いのは当たり前なので今後どうなるか次第ですね。
オーバーホール済みのキャリパーをなぜか予備でワンセット持っている沼の住人もいますが住人曰くオーバーホールする費用とその間隔次第ではキャリパー買い替えてもよくねみたいなことを言っていました。これを聞いて狂人だと思うか一理あると思うかが分かれどころです。私は一理あると思ってしまいましたね。シール変えるのめんどいので。要はダブルディスクなら二個キャリパーを売れば新品一個分ぐらいにはなるんじゃねという仮説に基づいているんですけども車検ぐらいのタイミングで浮いた一個分のお金で実質一個分の値段でキャリパーを二個買ってしまえという発想です。
大抵こんなことを言ってくるのはブレーキフルードがちょっと茶色くなるとすぐ交換するようなブレーキ大好きな人とかです、これが沼。
ラジアルマスターはいいぞ
ZXRの前にZZR400乗ってたことがあったんですが純正のマスターがついててそのとき親父からもらったラジアルマスターをつけてからというものラジアルマスター教に入信しています。これ読んでる人でまだ横置きマスター使ってる人、変えましょう。
入門用としてはNISSINのラジアルマスターがAmazonで安いし色もちょっとは選べるし(シリンダーは黒のほうが絶対良い)おすすめ。ただしこれ前のブログでも言ったんですがマスターってそんなに高頻度で変えなくね?と考えるならばしょっぱなからブレンボか使ったことないですけどアドバンテージNISSINの鍛造マスター買いましょう。
ラジアルマスターは変えればすぐ体感できるのがよいところなのでキャリパーを変えるより先にラジアルマスターつけましょうね。つけてない人ほんと損してますよ、いやほんとに。
パッドの考察してみたかった
ブレーキパッドってなんやかんやで店舗にいっぱい置いてるからかデイトナつよいみたいですね。最近思うのがインプレしてる人たち居るじゃないですか、でもメーカーは品質を一定にしようとする中でAさんのバイクが片押し2potの車重160kgのバイクだとしてそのインプレを読んでるBさんのバイクが220kgのダブルディスクで対向4potだとどうなのって思うんですね。パッドの特性は変わらないのにキャリパーと車重やパワーは違うという…キャリパーのサイズとかディスクのサイズでも変わってくる話とみたので絶対的につよいパッドというのがないのが難しいところですね。フィーリングの話なので好みもあるし抽象的にならざるを得ないですがパッドもピンからキリまであるのでいろいろ試したいですね。サーキット勢は圧倒的制動力を追求するするのかと思ってたらコントロール性重視派だから制動力より引きしろだみたいなこと言う人がいたりなかなか参考になります。数学ができればパッドの表面積がどうの摩擦係数、ピストンのサイズ…となるんでしょうが文系です、無念。
全く関係ないんですけど「めしにしましょう」ってマンガがカオスですごい良くてその作者さんのブログもまたものすごいカオスで非常に良いなと思いました。おわり