こんにちは
先週の続きですが、6Rの手直しを進めます。
まずはリアのアクスルシャフトから。

買いなおしたる、ディープソケット。1700円とかなので、サイズの割には安い。ここのところソケットはTONEを買うことが多いですね。ふるさと納税もあるし、Amazon単品売りが安くて早い。

分かりづらいが、奥側は円筒形状に見えて円錐形状である。真っ直ぐ奥まで到達していたほうが使い勝手はよいはずなので、理由を考えたところ金型の抜き勾配ではないかなと思った。
前日に研修があり、その後飲み会となったため当日はなんかまったりとしていて、スタートが晩飯後。
ディープソケット使いまして

やっと取れた。ギルズツーリングてとこのACM2415って品番のナットです。
特徴としてはナットにイモネジが付いていて、そいつがアクスルナットの緩み止めとなることです。その代わり割りピンは使えない。
緩み止めの理屈ですが、イモネジ無しの状態では通常のナットです。規定トルクでナットを締め付けたのち、イモネジを締め込むと写真にある黒い小判型のパーツがホイール側に移動します。一部だけネジピッチが可変することで緩み止めとしているみたいです。
構成部品は恐らく3点で、ナット本体、イモネジ、小判型パーツです。
元々BabyFaceのアクスルスライダーがついているので割りピンは使えなくなり、かわりにこのナットにしたのかな。
ナットが外れればアクスルシャフトとチェーンアジャスターの受けを左右反転させて組み付けるだけです。
ナットに規定トルク130Nmを入れるところまでは問題ありませんが、イモネジにどの程度のトルクを掛けたら緩み止め効果を発揮するのか?がよく分からなかったのでナットを浮かせて試したのが下の写真。

M3のイモネジ相手に使えるトルクレンチを持っていないので、自分の体感ですが0.5Nm程度から徐々に緩み止めの効果を発揮しているように思いました。
レンチの中ほどを持ってギュッとするぐらいなので、まあ1Nmくらいまでかな。
自分の考えとしてはネジの緩み止めをネジで行う、という考え方が?ですね。結局イモネジが緩んだら終わりなので、割りピンのようにネジ以外の構造で緩み止めをしたほうが分かりやすいんですが。
アクスルナットの緩み止めをイモネジ経由で行うと、イモネジの緩み止めを別のネジで行って…と無限ループに突入しそうなので。緩み止めが無いよりマシでしょうが…。
というところでアクスルシャフト逆方向問題は解決しました。
次はアクスルシャフトを眺めていた時に気になった、リアのブレーキパッドが減ってるのを交換します。
調達したのはこちら

ゴールデンパッド。
ブレーキパッドもそこそこ値上がりしてまして、ベスラでも試そうかなーと思ってたら1万円付近スタートだったので半値近いこちらで。大本命ENDLESSはリア用の設定がなかったです。

なぜかバイク用のブレーキパッドって鳴き止めのC面取りないよね。
事前に厚み測定しておきます。


摩材の厚みがおおよそ4.5mmてとこですね。
では古いパッドを外しましょう。

マイナスのメクラボルトを外すと、後方側のスライドピンの六角が現れて、パッドを外せます。

このピンですな。こうしてみるとパッド全然無いように見えるな。

キャリパーから外してみると、以外と残ってるような気がしないでもない。

中央の溝はまだ残っている。まあ無くなるまで使ったらNGだろうが…。

新品と見比べてみる。元が薄いので、こんなもんかという気持ち。
古い方は純正パッドで、摩材の厚みは1.5mmほど。使用限度が1mmとされているのでちょうど良かったのかな。納車直後の残量を確認していなかったのが悪いんだけど、こんな減るんだっていう。乗り方としてはリアを多用するようになったけど。
まずピストンを戻すことになるのでリザーブタンクからは多少フルードを抜かなくてはならない。

リザーブタンクキャップを外すには、タンクの固定ボルトを緩める必要がある。転倒対策には良いが、ちょっとめんどくさい。
ブレーキパッド交換自体はキャリパーを外さなくても出来るんだけど、グリスアップしたかったのでサポートから外しました。

ピストンは走行時の汚れ付いてるね。オーバーホールではないから仕方ないけど、ピストンをガッツリ戻すことになるのでゴミを噛み込む前に多少なり掃除したかった。
ピストンはアルミ製かな、傷なんかはありませんでした。ラバーグリス塗ってピストンはすんなり戻せました。
ここからは組み付け。まずはグリスアップから。

キャリパーを外したので、パッドスプリング(蝶々型)とキャリパーサポート側のスライド部(コの字型)のパッド側へ薄くグリス塗布。
続いてはブレーキパッド。

キャリパー側との摺動面にグリスを塗ります。
普通は右端の部分だと思うけど、パッドスプリングとの当たり面(中央2箇所)にも塗りました。
あと今回試みとしてパッドピンの受け側にも薄く塗ってみました。パッドピンにはグリス塗布指定があることが多いですけども、組み付け時にキャリパーのパッドピン挿入部から遠い側までグリスが剥がれず届いているのか?が気になったので。通常のブレーキングではスライドピンがメインで動作しているとは思うけど、パッドピンも動作してますので。
片押しキャリパーはスライドピンなどの摺動部がどれだけスムーズに動くかがキモだと思っております。
あとはキャリパーへの組み付けですが、純正パッドの鳴き止めシムは撤去。

樹脂製のシムと、シムをパッドに組み付ける金属製プレートですね。四輪に関してもシムは撤去する派です。無い方がタッチが良くなるので。
とはいえ外したシムはピストンの形に凹んでいるわけでもないので、つけていてもそこまで問題にはならなさそうだが…。
シムの役割を鳴き止めとみなすか、パッドからキャリパーへの断熱材と考えるかにもよりますね。ピストンと接するシールへの熱害は増えるだろうが、自分はタッチ優先で。

てことで組み付け終了。

やはり残量があると安心できる。
ブレーキローターは走行前に一応脱脂。
ちょいと鳴らしをしていこうかと。
おわり